高野町議会 > 2021-09-02 >
令和 3年第3回定例会 (第1号 9月 2日)

  • "平野町長"(/)
ツイート シェア
  1. 高野町議会 2021-09-02
    令和 3年第3回定例会 (第1号 9月 2日)


    取得元: 高野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第3回定例会 (第1号 9月 2日)                令和3年         第3回高野町議会定例会会議録(第1号)        第1日(令和3年9月2日 木曜日)          午前10時06分 開会     第 1 会議録署名議員の指名について     第 2 会期の決定について     第 3 諸般の報告     ***町長行政報告並びに提案理由説明***     第 4 報告第 6号 令和2年度高野財政健全化判断比率報告について     第 5 議案第41号 令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分                について     第 6 認定第 1号 令和2年度高野一般会計歳入歳出決算認定について     第 7 認定第 2号 令和2年度高野国民健康保険特別会計歳入歳出決算認                定について     第 8 認定第 3号 令和2年度高野国民健康保険富貴診療所特別会計歳入                歳出決算認定について     第 9 認定第 4号 令和2年度高野簡易水道特別会計歳入歳出決算認定に                ついて
        第10 認定第 5号 令和2年度高野富貴財産特別会計歳入歳出決算認定                について     第11 認定第 6号 令和2年度高野下水道特別会計歳入歳出決算認定につ                いて     第12 認定第 7号 令和2年度高野農業集落排水事業特別会計歳入歳出決                算認定について     第13 認定第 8号 令和2年度高野介護保険特別会計歳入歳出決算認定に                ついて     第14 認定第 9号 令和2年度高野生活排水処理事業特別会計歳入歳出決                算認定について     第15 認定第10号 令和2年度高野町立高野山総合診療所特別会計歳入歳出                決算認定について     第16 認定第11号 令和2年度高野後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算                認定について     第17 認定第12号 令和2年度高野水道事業会計決算認定について 2 出席議員(9名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    4番 新 谷 英一郎         5番 中 迫 義 弘    6番 中 前 好 史         7番 大 西 正 人    8番 所   順 子         9番 負 門 俊 篤   10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(1名)    3番 菊 谷   元 4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長      古 倉   充   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       中 西   清   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前10時06分 開会議長松谷順功) 開会に先立ちまして、今定例会の運営について申し上げます。今定例会におきましても、新型コロナウイルス感染症予防のためマスクを着用することといたします。また、発言については、町長並びに教育長は登壇の上発言をお願いしますが、その他執行部及び議員は、原則、自席にて発言することといたします。後日、録画配信を視聴される皆様には御迷惑をおかけすることになりますが、御理解いただきますようお願い申し上げます。  それでは、ただいまから令和3年第3回高野町議会定例会開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 ○8番(所 順子) 議長タブレットの持込みはいいんですか。町長さん、タブレットを持ってはるだめでしょ。 ○町長平野嘉也) 配信のやつですが。 ○局長(中西 健) 配信の。前回と同じという。 ○町長平野嘉也) そうです。 ○議長松谷順功) 前回と同じようにタブレットで配信したいということみたいです。 ○8番(所 順子) それは聞いてない。この前は議長さん、許可いただけますかいうて、議員に聞いたわけでしょう。それを言うてもらわなあかんの違う、許可するかどうか。 ○議長松谷順功) じゃあ、この後、付け加えて。  配付したとおりであります。  まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、5番、中迫君、6番、中前君を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月17日までの16日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から9月17日までの16日間と決定しました。  お諮りします。議事の都合により、9月3日、4日、5日、6日、7日、10日、11日、12日、13日、14日、15日は本会議を休会としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、9月3日、4日、5日、6日、7日、10日、11日、12日、13日、14日、15日は本会議を休会とすることに決定しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本定例会説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  高野監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納監査報告については、お手元に配付の報告書をもって報告といたします。  当局からの報告事項はありませんか。 ○町長平野嘉也) 特にございません。 ○議長松谷順功) なしと認めます。  これによって諸般の報告を終わります。  平野町長からタブレットで配信したいというふうな御意見がございますが、皆さん、どうでしょうか。  所君。 ○8番(所 順子) 前のときに、前のときだけ許可してということを議会で話し合って、するときは皆全員でタブレットで配信しようかというふうな話合いを聞いたような気がするんですよ。町長説明だけをタブレットで流すというのがどうかなということを前のときに会議で言ったような気がするんですよ。その辺のところを全然会議もしないで、この状態なんで、ちょっとこの質問をさせていただいたということなんですよ。 ○議長松谷順功) ほかに御意見はございませんでしょうか。  では、賛否をとらせていただいてよろしいでしょうか。 ○8番(所 順子) 前は今回限りって議長さんはおっしゃったからね。 ○議長松谷順功) どうぞ。 ○8番(所 順子) 本来ならばスマホタブレット、そういうものの持込みは議場には禁止というふうには議員必携には書いてるんですよね。その辺のところはどうなるんですか。配信するんであれば、全部配信するという形やったらいいんじゃないかなというのはありますが。 ○議長松谷順功) ほかに何か御意見はございませんでしょうか。  10番、﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) タブレットを解禁するのか、しないのかだけ決めていただいたらいいと思います。解禁ということであれば、我々も持ってきて、メモしたやつを見ることができると思いますので。 ○議長松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) それはちゃんとした会議でこれは討議すべきだと思うんですよ。この場で即決じゃなくて、全員協議会で諮るなりなんなりして、それから決めたらいいんではないかと思いますが。 ○議長松谷順功) じゃあ、今8番所君のほうから全員協議会なりで決めたらどうかという意見が出ました。ただ、町長から本日の配信についてのお話がありますので、これに関しましてどうさせていただいたらよろしいでしょうか。  7番、大西君。 ○7番(大西正人) 失礼します。  以前に町長提案理由説明ですか、施政方針的なこと、これを説明いただくというときにタブレットを使っていただいたことがありました。このときは事前に申し込み、申入れがありまして、今回だけというような形であったんですが、今日も同じようなところをされるんだというふうに理解します。  今から協議しておっては間に合わないので、私たちもタブレットを持ち込んでどうのこうのという話にもなりますけれども、ほかの議員皆さんが今日はもう協議する時間的な余裕がないというんであれば、議長判断で決を採っていただいてもいいと私は思います。 ○議長松谷順功) 8番、所君。 ○8番(所 順子) 議長判断というよりも、今日だけ特別とか、そういうふうなことでするんであればいいですけれど、前のときに、それはしないようにということで議会で出たんですよね。今日だけスペシャルだと。そういうふうなことを言ってましたので、今日はその辺のところ、町長の配信だけをタブレットで流すと。そうでなくて議会全体を流すほうがいいんではないかと。町長さんのだけを住民に流すと。それは議会としてはおかしいという話が前に出たと思うんですね。ですから、映すんであれば議場全部のことを映して、皆さんの御意見も直接流すというふうにしたほうがいいんではないかという意見を前に出したはずですし、それも議長も了承されて、そして今回だけということであったんではなかろうかなという思いを持ってますので、今日、このことを提案させていただいているんですよ。  ですから、また今日も特別ということをまたなさるんですかねというところで、町長さんがそれを同じ、今大西議員さんがおっしゃって、同じようなところを説明すると。そういうことは私たちは聞いておりませんので、なぜ大西議員がそのようなことを、中身を知ってらっしゃるか、ということ自体もちょっと変やなと思いますし、内容が我々は分かっておりませんので、町長のその施政方針のことなど分かりませんので、その辺のところをやはり議長さんはどうなさるのかなというところを。
     本来ならば議場の中にはそういうのは持込みは駄目だと、議員必携にもあるとは思うんですよ。その辺のところも鑑みて、やはり考えてやっていただかないといけないんではないかとこのように思いますが。今日だけ特別にまたするんですか。じゃあ、特別は何日もあるんですかということになりますけれども、その辺のところもお考えなさって、判断をしていただきたいと思います。 ○議長松谷順功) ほかに御意見はございませんか。これ私の判断でするというのもなかなか難しいと思いますので、皆さん、ほかに御意見ございませんか。なかったら採決をとらせてもらってよろしいか。  﨑山君。 ○10番(﨑山文雄) 最前も申し上げましたとおり、この会場でタブレットを解禁するのか、今までどおり禁止するのか、これは大事だと思うんです。一時的なもんじゃなくて。そういうことを申し上げとるんです。 ○議長松谷順功) 町長のほうから、今、今回は御遠慮したいということでございますので、また説明を別途させていただきますということでございますので、今回は許可しないことにします。それで町長、よろしいですか。 ○町長平野嘉也) はい。 ○議長松谷順功) 平野町長行政報告並びに提案理由説明を求めます。  平野町長町長平野嘉也) 皆様、おはようございます。  先ほどは私の不手際もありまして、大変御迷惑をおかけいたしました。今後は議会内容等フェイスブックSNS等を通じて、即座に住民に伝わるように、私のほうから、また議会の先生にも御相談させていただいた上で進めていけたらというふうにも思いますので、どうぞ今後とも御協議のほどよろしくお願い申し上げます。  それでは、このたび令和3年度第3回の高野定例会の御案内を申し上げましたところ、議員皆様におかれましては、皆様出席していただきまして、誠にありがとうございます。後ほど説明させていただきますが、今回の案件は、報告1件、認定12件、議案14件、同意1件でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、新型コロナウイルス感染症は、収束に向かう兆候はまだ見えておりません。日本全国で猛威を振るっておりまして、8月25日現在、緊急事態宣言は21の都道府県に発令されて、またまん延防止等重点措置は12県に及んでおります。合計33都道府県にこのような発令がされております。そのような中、全国各地重症者の患者様も急激に増加をして、多方面にわたって非常に厳しい状況となっておるところは皆様と共有できることかなというふうに思っております。  また、政府は、来週の9月12日にこの宣言と措置を解除するというようなことをあくまでも目標に掲げており、医療体制の強化、そしてワクチン接種加速に政府は取り組んでおるというようなところでございます。  国は、令和4年度の政府予算編成について、概算要求期限を8月末としておりまして、予算編成について各省庁から示される政策等には、十分注視する必要がございます。高野町の新年度予算編成につきましても、9月、もう間もなく予算編成を始め、今後、国が発表する予算案、そして今後衆議院選挙が行われます。それの前後の国のウイズコロナ政策等に十分注視して、我が町の予算編成に取り組んでまいりたいというふうに考えております。  そのワクチン接種でございますが、高野町のワクチン接種、もう先生方にも説明しておるところではございますが、対象の全住民の85%の皆様接種済み、もしくは予約をしていただいているというような状況でございます。ここまで高野町単独高野町の希望する住民の方々、また高野町の判断接種券を持たない住所地外接種、例えば高野山高校の寮生、また専修学院の寮生、高野町の事業所にお勤めしていただいております近隣の市民、町民の皆様に対して、接種を行ってきておりました。  今後、今高野町の接種率が、接種患者がもうほとんど済みの状況でございまして、今後、予想される接種患者の数というのは非常に少なくなってきて、6人1組というのが非常に組みにくい状況に今はなっておるところでございます。しかし、接種希望者にはきっちり接種できるように、1市3町、この市町で協力をして、接種をしっかり最期まで完遂できるように努めてまいりたいというふうに思います。  そのワクチン接種のさなか、また感染のさなか、9月25日に高野山の小中学校、富貴分校、そして昨日は花坂の小学校を開会させていただきました。学校開会に当たっての国の判断がもう少し手際よく、いろいろと情報を流していただけたらなというのが正直なところでございます。今はコロナ感染デルタ株が非常に厳しい状況になってきておりますので、この9月以降は子供たち学び舎、大学の学び舎とか、そういったところがコロナ主戦場になってくるものであります。より緊張感を持って対処していかなければならないと思います。  我々のまちの小・中学校を開会したその理由というようなことを議員先生方にも御説明させていただきたいと思います。とにかくワクチン接種が進んでおるということ。児童・生徒の保護者皆様は、大体75%から80%、85%の中で接種をしていただいております。当然子供たち接種率はよくありません。これは当然というて仕方がないようなことでございます。子供たち感染しても、家庭の中で重症者を生まないだろう。それ以上クラスターが生まれないであろうというような、リスクが軽減されることかなというふうにも思っております。また、教育委員会、学校のほうにはより換気を十分にしていただきたいというようなことをお願いして、開会当たりのゴーサインを出させていただきました。  引き続き、子供たち学び舎を、行政もそうですが、町民一丸となって守り抜いて、学びやを提供していくということに全力を傾けてまいりたい。しかしながら、万が一感染者が出た場合は、人権に配慮した正しい対応を町内全域でしていただきたいなというふうに思っておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、8月の臨時会に提案させていただきました2件について、進捗状況説明させていただきます。  まず1つ、頑張ろう高野応援商品券配布事業でございます。これは住民1人当たり500円券を100枚、5万円の商品券町民全員に配布させていただこうというような事業でございます。この大きな事業、なかなか毎年することも当然できない、町単独でしていくような事業でございますので、この機会に、ぜひこの高野町の中にいろいろな集落がございます。高野山と各集落は行政を通じていろいろつながってはおりますが、商工事業者住民同士つながり、そしてひいては見守りまでできるような仕組みがこの事業の中で見つけ出すことができないかというようなことも考えながら、この事業を進めていきたいというふうに考えております。  また、この配布事業対象者に関しては、7月31日に住民票があった方というのは、もう基準日として先日の議会のほうでも報告させていただいておりますが、これは報告漏れかもしれませんが、令和4年の3月31日までに出生された新生児に対しても、このクーポン券は配布しようかなというふうにも考えております。よって、3月31日に生まれた方にも最終渡せるような仕組みにしているところでございます。  続きまして、観光客、また参拝の皆様向け事業であります聖地高野山応援プレミアム付商品券事業でございます。これは1セット当たり500円券を10枚、2,000円で5,000円分の商品券が買えるという、昨年も行いました事業でございます。3万5,000セットを配布するというようなことで、できればこの10月から始めたい。それが第1期。それと年度を越えて春ですね。ゴールデンウイークも含めてその時期にも使いたい。それを2期というような形で進めることが、一番まちの活性化の後押しにもなるのかなというふうにも思っております。  ただ、今後の感染状況や、それによる人の動き、またこれから国の動きもいろいろと加速度的に感じるところも出てくると思います。GoToトラベルが再開するとか、県のリフレッシュプラン等々、いろいろな施策と組み合わせた中でするのが一番効果的でありますので、そういった時期を慎重に見計らってこの事業は執行してまいりたいというふうに思っておるところでございます。  いずれの事業も、先日の8月6日の議会で可決していただきました。6日の議会可決後に、この内容をホームページ等住民または事業所等に告知させていただいております。その事業所の中で、この紙が回覧でも回っておると思います。先ほど申し上げました配達の支援事業、そして買物支援協力事業所を募集するというようなことであります。何か一つでも、二つ、まちのいろいろなつながりが発見できる事業にもつなげたい。経済対策だけでなくて、そういったものにも進展させればいいなというふうにも考えておりますので、議員先生方もいろいろなところでつながりがあると思います。どうぞこの事業をよろしくお願いしたいというふうに思います。  また、この両事業は多くのメディア、テレビとか新聞等も期待していただいておりますので、取材があったときには、この事業を考えた町のいきさつ、また私の考えも含めて伝えさせていただいて、広く高野町をPR、また観光客参拝者向け事業に関しては、この期間中に感染対策をした上で来ていただけるようなPRもしていきたいというふうに考えております。かつ、メディアを通じて国に対して自由度の高い、令和2年度も交付していただきましたコロナ対策臨時特別交付金、それを再度発行していただける、交付していただけるように、メッセージを町から出していきたいというふうに考えておるところでございます。  続いて、6月議会に提出した議案の1つで、内閣府に申請した地方創生テレワーク交付金について、8月20日に交付決定が届きました。宿坊をはじめワーケーション、テレワークスペースを整備できるように、また町管理管理棟テレワークスペース拠点に改修するように事業を進めてまいりたいというふうに思っております。交付金額は7,419万1,000円、今議会でも出ると思います。今後、宿坊協会にも正式に相談して、説明会を町と開催できるようにお願いしてまいりたいというふうに思っております。  続きまして、2つの事業、これは町の予算には関係しておりませんが、報告しときます。国土交通省所管観光庁に申請した既存観光拠点再生高付加価値推進事業につきましては、高野観光拠点再生計画が6月4日に採択されまして、事業に参画する、現在個々の事業者から補助金の申請が観光庁に提出されまして、審査が行われております。事業所の中にはもう交付決定が下りて、事業に着手しているところもございます。この事業は、先ほども申しましたとおり、御承知のとおり町の予算は出ておりません。国から補助が出る仕組みを町が計画して採択されたものでございます。  続きまして、金剛峯寺木柵整備事業について、町中でもちょこちょこ木柵の今整備しておるのは皆様も見られておるのかなというふうにも思います。これは歴史的風致維持向上計画を策定しました。そして、国土交通大臣認定をしていただいたものでございます。それの計画に基づいて、歴史的観光資源高質化支援事業を活用して、事業費の3分の1の補助を国から頂くというようなものでございます。本年度は金剛峯寺周辺の本坊周辺700メートル、また来年度は奥之院周辺の約1キロ、令和5年度は壇上伽藍周辺の640メートル。この事業も御承知のとおり、町の予算は出ておりません。国の補助が出る仕組みを町が計画して策定していただいたということで、歴史的風致維持向上計画が役に立っている事業でございます。  続きまして、町道筒香線県道移管についてお知らせしときます。町道筒香線6.42キロメートル、また県道川津高野線3.7キロメートルの交換作業を今進めておるところでございます。約60年前の高野町と富貴村合併のときに、高野町、そして富貴村、そして和歌山県の間で、この町道筒香線をしっかり整備していこうという約束事もなされておったというふうにも聞くところでございます。しかし、数十年たっても事業が進んでおらず、県の整備も入っておらないというようなことから、県知事と私の間で、また町議会の力もお借りしまして、いろいろな政治判断のもとでバーターするような話になってきております。  現在、8月中に交換に係る覚書の締結書を決裁させていただきました。これに伴って町道の認定を12月の議会で提案させていただきたいというふうに思いますし、少し戻りますが、9月補正、今回の補正で条件工事、町が県道をもらうに当たって、県は今の川津高野線のこの部分を工事してくれ、県が高野町の道をもらう代わりに町は渡す前にこの区間を整備しといてくれというようなことがございまして、それのための条件工事の実施に関する予算を提出させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  かぶりますが、12月議会で町道の認定、新たな町道認定をしていただきまして、来年の4月1日、令和4年の4月1日を目途に、道路法第17条第3項の管理協定の締結というものを最終的にやっていきたいというふうに考えております。  今後、この川津高野線町道筒香線が入れ替わり、この区間が整備されるように、令和4年度以降、町からの主な要望事項に入れていって、少しでも整備ができるように努めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。  続きまして、毎年9月議会で御説明させていただいております、また議案にも出てきておりますが、財政状況説明させていただきます。実質公債費比率、また将来負担比率、そういう比率で財政状況を見るというようなことでございますが、高野町に対して入ってくる税金、そして地方交付税、その大体の総額からどれだけの借金を返していってるかというパーセンテージが実質公債費比率でございます。そのパーセントが低ければ低いほどいいというようなことでございます。高野町においては、令和2年度までの3か年で4.8%、単年度でいう令和2年度でありますが、速報値でございますが、4.3%ということでございます。県内30市町村がございますが、大体うちが一番財政状況がよいというような状況になっておるところでございます。  この制度が始まった平成18年、17年度頃の高野町の実質公債費比率は16.8でございます。起債するにも県の許可などが必要な数字になっております。それを考えますと、かなり低下しておって、これをずっと維持するのはなかなか至難の業でございますが、毎年、毎年、この数字も気にしながら、財政支出、収入等も歳入歳出をしっかり考えた上で取り組んでまいりたいというふうに思います。  また、将来負担比率は、データのある平成19年は49.1%でした。それが平成30年にはマイナス450%という天文学的数字まで行ってます。これはふるさと納税のおかげであります。現在、マイナス399%というようなことでございますので、両数字に安心することなく、引き続き財政規律もしっかり考えながら、安定な財源を確保もしながら、健全財政に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  先ほども申しましたが、今後、衆議院選挙がございますが、令和2年度のように地域の実情に応じた交付金の配分、自由度の高い交付金を配分していただきますように、国会議員等に強く要望を引き続き努めてまいりたいというふうに考えております。  続きまして、7月から9月にあった各課の報告事項を簡単に説明させていただきます。  企画公室関連では、高野会議は延期されました。次回の開催は11月26、27、28日を予定しておるところでございます。  また、6月30日に記者発表させていただきました中国福建省福州市鼓楼区とのオンラインの署名式は、松谷議長も出席、同席していただきまして、滞りなく終えることができました。中国の福建省福州市鼓楼区との友好関係をこれからしっかりと進めてまいって、コロナ、今ウイズコロナでしょうね、ウイズコロナ環境下でもお互い観光の協定を結んだり、文化、教育の交流をしたり、そういったことを積極的に進めてまいりたいというふうに思います。鼓楼区に当たっては、赤岸鎮があるところではなくて、お大師様がまず初めに中国で立ち寄ったお寺が開元寺であるというようなことでございます。また、皆様と一緒に、コロナが収束したら友好関係のあかしに訪問を皆様と一緒にできたらいいなというふうにも思っておるところでございます。  防災対策室でございます。7月17日に高野夏の交通安全フェアを開催させていただきました。白バイ、黒バイ、パトカー、覆面、いろんな車両が来ておりまして、子供から高齢者まで、皆さん目を白黒させて、笑顔が見られました。また、県警の音楽隊、高野山高校の空手部の演舞などがあって、非常にコロナ禍であっただけに楽しいひとときであったかなというふうにも思っております。  それと、福祉保健課関連でございます。福祉保健課関連は、ワクチン、一生懸命やっていただいております。3回目接種が出てくれば、それに対応して動くように、体制を図ってまいりたいと思います。  それと、高血圧ゼロプロジェクト、今年もやります。健康寿命のまち宣言に基づく高血圧ゼロプロジェクトの一環として動脈硬化健診も開催予定としております。9月16日に富貴地区、また10月29、30には高野山地区で計画をしておりますので、どうぞ皆様もよろしくお願いしたいというふうに思います。  観光振興課関連でございます。高野山旗全国学童軟式野球大会が開催されて、2連覇されたのが大阪府の長曽根ストロングスが2連覇されました。おめでとうございます。大会終了後も新型コロナウイルス感染症感染者は出ずに、無事に大会を終えることができました。関係していただきました先生方に対して厚く御礼申し上げます。  また、農林のほうでございますが、富貴地区でホップの収穫も行いました。7月31日に約70名の皆様出席のもと、開催させていただいて、3時間をかけて大量のカスケードとイブキと、この2種類のホップを収穫いたしました。質も量も最高やったというふうに聞いておりますので、この後が楽しみでございます。  生活環境課関連でございます。筒香地区の河川清掃を行いました。玉川漁協の皆様、そして町議会先生方、町職員合わせて約70名で、3トンものごみが取れました。今後、町ぐるみで河川のクリーン作業を引き続き続けてまいりたいというふうに思います。  教育委員会関連でございます。第48回のろうそく祭り、今年も残念ながら中止になりました。中止になりましたが、実行委員の皆様は少しでもろうそく祭りがこの8月13日にあるというような実感が湧くように、まちの中に願い事を書いた置き灯籠を置いてくださっております。来年こそは開催できたらいいなというふうにも思いますし、高野町も引き続きろうそく祭りを応援していきたいというふうに思っておるところでございます。  それでは、本定例会において御審議いただく議案等について説明をさせていただきます。  報告は1件でございます。  報告第6号、令和2年度高野町財政健全化比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の規定による報告で、それぞれの比率は健全財政を十分維持できる数値となっておるところでございます。  認定は12件あります。  認定第1号、令和2年度高野一般会計歳入歳出決算認定についてから、令和2年度高野水道事業会計認定についてまでは、12会計の歳入歳出決算認定でございます。一般会計決算の実質収支額は1億2,744万円の黒字となっておりまして、10特別会計、1企業会計の決算につきましても全て黒字となっております。  議案は14件ありまして、議案第41号、令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分については、令和2年度未処分利益剰余金2,822万7,000円のうち、700万円を減債基金に積んで、2,100万円を資本金に組み入れ、残額を繰り越すものでございます。  第42号、高野町過疎地域持続的発展計画の策定につきましては、令和3年3月31日に失効いたしました現在の過疎法、この間までの過疎法、過疎地域自立促進特別措置法に代わり、新たな過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が同日公布されました。令和3年4月1日施行であります。旧法の失効及び新法の制定を受け、令和3年度から令和7年度までの5年間の計画を策定するものでございます。  続きまして、議案第43号、高野町辺地対策総合整備計画変更については、先ほど高野町過疎地域持続的発展計画との整合性を図るための現計画、令和2年度から令和6年度の5年間を変更するものでございます。  議案第44号、令和3年度高野町一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億6,120万円の増額となっており、予算総額は56億6,180万円となりました。歳入につきましては、地方交付税が3億378万4,000円、国庫支出金が8,725万3,000円それぞれ増額となって、基金繰入金を1,733万5,000円減額しておるところでございます。また、歳出では、4月の人事異動、昇格等に伴う人件費の増額のほか、財政調整基金積立金3億8,640万円の増、学びの交流拠点整備事業費6,050万円の増などに伴う補正でございます。  ここで注意していただきたいのが、この学びの交流拠点の6,000万円の増というものは、新たに発生したものではございません。令和2年度の国の一般会計第3次予算の文科省の繰越し分で、高野町給食センターの改築、新増築が採択をされました。これによって令和4年度でいただくこの補助金でございましたが、まず初めに採択をされましたので、今年度中に事業を動かしていかなければならないというようなことで、令和4年度で計上予定の予算を、今の補正に上げさせていただいたというものでございまして、総事業費が上がるということではございません。  議案第45号から議案第54号につきましては、令和3年度高野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)をはじめとする10特別会計の補正予算でございます。  同意は1件であります。同意第4号、高野町教育委員の任命につき同意を求めることにつきましては、任期満了による再任について同意を求めるものでございます。  議案については以上でございます。各議案等詳細につきましては、担当課長より説明させますので、どうぞ慎重審議を賜りまして、御同意をいただきますようお願い申し上げ、開会当たりの提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長松谷順功) 日程第4、報告第6号、令和2年度高野財政健全化判断比率についての報告を求めます。  辻本企画公室長。 ○企画公室長(辻本和也) おはようございます。  それでは、報告第6号、令和2年度高野財政健全化判断比率報告について、御説明申し上げます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の規定により、高野財政健全化判断比率について、高野監査委員の財政健全化審査意見書を付して、別紙のとおり報告します。  令和3年9月2日。  高野町長 平野嘉也。  この報告は毎年この9月議会において説明させていただいておりますが、この報告につきましては、地方公共団体の財政状況を把握することにより財政破綻を未然に防ぐためのもので、平成19年度決算より義務づけられました。4つの指標につき監査委員の審査を受け、意見書を付して議会報告し、公表しなければならないこととなったもので、これに基づく報告でございます。  それでは、2枚目を御覧ください。  高野町の財政健全化判断比率状況で、判断比率の4つの指数を記載しております。左から実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率でございます。表の2行目の括弧書きは早期健全化の基準値です。左から15%、20%、25%、350%でございますが、このうち一つでも基準値を超えると財政健全化計画の策定が義務づけられます。  実質赤字比率ですが、令和2年度の高野町の指数ですが、一番左、実質赤字比率につきましては黒字ですので、横線で表示しています。これは一般会計の実質赤字額の標準財政規模に対する比率になります。  次の連結実質赤字比率につきましても黒字ですので、横線で表示しております。これは一般会計、水道事業会計と9つの特別会計、全ての会計の実質赤字額の標準財政規模に対する比率となります。  次の実質公債費比率につきましては、平成30年度から令和2年度の3か年の平均の比率で、令和2年度は4.8%となりました。これは一般財源の規模に対する公債費の標準財政規模に対する比率となっております。  次の将来負担比率につきましては、充当可能財源が将来負担額を上回ることにより分子がマイナスとなるため、横線で表示しています。これは一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率となっています。  参考といたしまして、下の表ですが、平成30年度からの3か年の推移を表しております。先ほどの横線の箇所も数値で示しますと、このようにマイナスの数値となってございます。  次のページ以降に判断比率の算出資料を添付しております。説明は省略させていただきます。  最後のページに監査委員の方の意見書を添付してございます。去る8月10日、監査委員の審査を受け、書類が適正に作成されており、引き続き健全な財政を維持できているという意見書でございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長松谷順功) これで報告第6号を終わります。  日程第5、議案第41号、令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題とします。  本案について、提案理由説明を求めます。  小西生活環境課長。 ○生活環境課長(小西敏嗣) 失礼いたします。  それでは、議案第41号、令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分について。  令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金を別紙のとおり処分したいので、議決を求める。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  提案理由です。  未処分利益剰余金を処分したいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出するものである。  めくっていただきまして、令和2年度高野町水道事業剰余金処分計算書でございます。この表の右の未処分利益剰余金について説明させていただきます。  令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金2,822万6,656円のうち700万円を減債積立金に積み立て、2,100万円を資本金へ組み入れ、残余22万6,656円を繰り越すものとする。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長松谷順功) これで提案理由説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長松谷順功) 討論なしと認めます。  これから議案第41号、令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを採決します。
     お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第41号、令和2年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分については、原案のとおり可決されました。  日程第6、認定第1号、令和2年度高野一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第17、認定第12号、令和2年度高野水道事業会計決算認定についてまでの12議案を一括議題とします。  本件について、提案理由説明を求めます。  辻本会計課長。 ○会計課長(辻本寛美) おはようございます。  それでは、認定第1号から認定第11号まであわせて御説明させていただきます。  まず、お手元に配付の令和2年度高野町一般会計歳入歳出決算書の表紙から2枚目を御覧ください。地方自治法第233条第2項の規定により、監査委員の決算審査意見書を付けさせていただいております。令和2年度高野町特別会計歳入歳出決算書についても同じです。こちらにつきましては、後日開催されます決算審査特別委員会におきまして、各担当課から詳細に説明させていただきますので、そのときに御審議のほどよろしくお願いいたします。  それでは、本日は併せてお配りさせていただいております令和2年度決算総括資料(一般会計・特別会計)に基づきまして御説明させていただきます。  まず、1ページ、令和2年度一般・特別会計歳入歳出決算収支の状況です。  一般会計からです。歳入決算額45億8,281万4,000円、歳出決算額44億2,773万5,000円、差引額1億5,507万9,000円、翌年度に繰り越すべき財源2,763万9,000円、実質収支は1億2,744万円で、単年度収支は3,204万9,000円、積立金1億3,156万8,000円、積立金取崩額890万円で、実質単年度収支は1億5,471万7,000円となっております。  続きまして、国民健康保険特別会計。歳入決算額5億3,402万1,000円、歳出決算額4億5,915万円、差引額7,487万1,000円で、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス1,066万5,000円、積立金11万8,000円、実質単年度収支はマイナス1,054万7,000円となっております。  次に、国民健康保険富貴診療所特別会計。歳入決算額6,996万2,000円、歳出決算額6,563万2,000円、差引額433万円、実質収支も同額です。単年度収支は1万6,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、簡易水道特別会計。歳入決算額5,335万円、歳出決算額4,107万5,000円、差引額1,227万5,000円、翌年度に繰越すべき財源5,000円、実質収支は1,227万円で、単年度収支は357万9,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、富貴財産区特別会計。歳入決算額531万1,000円、歳出決算額462万9,000円、差引額68万2,000円、実質収支も同額です。単年度収支は5万9,000円、積立金20万円、実質単年度収支は25万9,000円です。  次に、下水道特別会計。歳入決算額4億1,103万5,000円、歳出決算額3億9,943万9,000円、差引額1,159万6,000円、翌年度に繰越すべき財源62万7,000円、実質収支は1,096万9,000円です。単年度収支は148万5,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、農業集落排水事業特別会計。歳入決算額1,214万6,000円、歳出決算額896万3,000円、差引額318万3,000円、実質収支も同額です。単年度収支は8万5,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、介護保険特別会計。歳入決算額5億8,702万2,000円、歳出決算額5億1,171万7,000円、差引額7,530万5,000円、実質収支も同額です。単年度収支は1,874万8,000円、積立金1,000円、実質単年度収支は1,874万9,000円です。  次に、生活排水処理事業特別会計。歳入決算額1,793万7,000円、歳出決算額1,647万7,000円、差引額146万円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス50万4,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、高野山総合診療所特別会計。歳入決算額3億675万9,000円、歳出決算額2億8,026万6,000円、差引額2,649万3,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス605万3,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、後期高齢者医療特別会計。歳入決算額1億3,912万3,000円、歳出決算額1億3,490万1,000円、差引額422万2,000円、実質収支も同額です。単年度収支は420万8,000円、実質単年度収支も同額です。  以上、合計といたしまして、歳入決算額67億1,948万円、歳出決算額63億4,998万4,000円、差引額3億6,949万6,000円、翌年度に繰越すべき財源2,827万1,000円、実質収支は3億4,122万5,000円、単年度収支は4,300万7,000円、積立金1億3,188万7,000円、積立金取崩額890万円、実質単年度収支は1億6,599万4,000円となっております。  次に、2ページです。歳入歳出決算比較表。一番下の合計欄を御覧ください。前年度に比べて歳入で9億1,744万7,000円の増、歳出で8億8,628万8,000円の増となっております。  3ページ、4ページです。歳入決算を款別に並べた内訳表でございます。主なものといたしまして、1款町税、収入済額3億6,632万3,000円。不納欠損金21万2,000円については不納欠損処理をしております。収入未済額は555万9,000円となっております。次に、11款地方交付税、収入済額19億46万6,000円。18款寄附金、収入済額7,088万9,000円。収入済額合計は45億8,281万4,000円となっています。  5ページ、町税の収納率を表した表でございます。  6ページ、歳出決算を款別に表した内訳表です。支出済額合計は44億2,773万5,000円で、2款総務費、4款衛生費、7款商工費、8款土木費、10款教育費、11款災害復旧費につきましては、翌年度への繰越額合計1億8,378万8,000円が発生しております。この繰越額につきましては、6月議会報告第1号、令和2年度高野町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてで報告させていただいております。  7ページ、8ページについては歳出決算を性質別に表した内訳表でございます。  9ページ、一般会計から企業会計、特別会計への繰出金、あと特別会計から一般会計への繰入金の表です。繰出金の合計は、令和2年度6億8,296万1,000円となっています。特別会計からの繰入金ですが、富貴財産区特別会計から200万円、介護保険特別会計から27万5,000円で、合計227万5,000円となっています。  10ページ、交付税並びに標準財政規模の推移でございます。  11ページ、左側が桜ヶ丘団地売却状況です。全体で138区画ございまして、令和元年度以前に97区画が売却済み、令和2年度は売却がありませんでしたので、残っていますのが41区画となっております。  右側が高野町基金の増減の状況でございます。主なものといたしまして、財政調整基金10億398万9,000円、ふるさと応援基金65億8,551万9,290円で、一般会計小計80億9,718万5,290円、特別会計小計1億4,044万9,198円、総合計は82億3,763万4,488円となっております。  12ページ、令和2年度中 高野町環境維持基金について。高野町環境維持基金条例第10条による報告です。令和2年度末残高合計1,404万3,000円となります。基金取崩内容は、第2項住環境基盤整備(まちを見守る)、街並み環境整備修景事業に210万円を取り崩しています。  13ページ、令和2年度中 高野町ふるさと応援基金について。高野町ふるさと応援基金条例第6条による報告です。令和2年度末残高は、合計65億8,551万9,290円となります。基金取崩内容は、第1項事業指定なしに2億6,014万8,000円、第2項地域活性化(地域をまもる)事業に5,087万1,000円、第3項安心・安全なまちづくり(まちを見守る)事業に1億8,943万9,000円、第4項歴史的環境保全(文化を護る)事業に1,954万2,000円、合計5億2,000万円を取り崩しています。  14ページ、令和2年度高野町森林環境譲与税基金について。高野町森林環境譲与税基金条例第7条による報告です。令和2年度基金積立額は721万6,000円です。  15ページ、駐車場に係る施設使用料と財政調整基金駐車場分について。令和2年度末残高合計は1,065万8,000円です。  16ページ、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金充当実績です。  17ページ、地方債現在高の状況です。町が借りております起債の残高です。下の合計を御覧いただきますと、令和元年度末現在高33億9,809万3,000円、令和2年度発行額2億4,335万2,000円、元利償還額を差し引き、差引現在高が33億1,907万6,000円となっています。  18ページ、起債の借入先及び利率別現在高を表した表で、全体として2.5%以下の利率の借入れとなっております。  19ページ、こちらにつきましては令和3年度から令和13年度までの年度別償還の計画でございます。  20ページ、主な財政指数ということで、和歌山県内30市町村の財政状況を表した数字を比較した表になっております。まず、財政力指数です。令和2年度高野町は26位、経常収支比率、令和元年度高野町は17位。実質公債費比率、令和元年度高野町は4位。将来負担比率には高野町は将来負担が発生しないため問題はありません。  21ページ、22ページにつきましては、財政指数の用語説明となっております。  認定第1号から認定第11号までの説明は以上でございます。  それと、参考資料として令和2年度高野町主要施策成果報告書を付けさせていただいております。こちらにつきましては各担当課での主要施策、業務についてまとめておりますので、御参考にしていただければと思います。  続きまして、認定第12号、令和2年度高野水道事業会計決算認定について御説明させていただきます。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和2年度高野水道事業会計決算を別紙監査委員意見をつけて議会認定を求めます。  令和3年9月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  それでは、1ページ、2ページを御覧ください。  令和2年度高野町水道事業決算報告書。こちらは全て税込みの金額となっております。  (1)収益的収入及び支出。  収入。1款水道事業収益、決算額1億625万6,367円。1項営業収益、決算額7,562万1,902円。2項営業外収益、決算額3,063万4,465円です。  次に支出。2款水道事業費用、決算額9,444万5,729円。1項営業費用、決算額9,096万3,042円。2項営業外費用、決算額348万2,687円。4項予備費、決算額ゼロでございます。  3ページ、4ページ、(2)資本的収入及び支出。  収入。3款資本的収入、決算額5,090万円。5項企業債4,590万円。6項一般会計出資金500万円です  支出。4款資本的支出、決算額8,697万882円。1項建設改良費5,126万円。2項企業債償還金3,571万882円。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,607万882円は、消費税資本的収入調整額466万円、減債積立金2,100万円及び損益勘定留保資金1,041万882円で補填されております。  5ページ、令和2年度高野町水道事業損益計算書。このページ以降は税抜きの金額です。  1営業収益6,883万1,156円。2営業費用8,784万2,819円。営業収益から営業費用を差し引きまして、営業損益が1,901万1,663円です。3営業外収益2,964万4,988円。4営業外費用348万2,687円。営業外収益から営業外費用を差引きまして2,616万2,301円。経常利益は715万638円で、当年度純利益も同額です。前年度繰越利益剰余金7万6,018円。その他未処分利益剰余金変動額2,100万円で、当年度未処分利益剰余金が2,822万6,656円となっております。  6ページ、令和2年度高野町水道事業剰余金計算書。資本合計の当年度末残高が4億9,777万5,682円となっています。その下の令和2年度高野町水道事業剰余金処分計算書につきましては、先ほどの議案第41号で可決されましたとおりでございます。お手数ですが案を消しておいてください。  続きまして、7ページ、令和2年度高野町水道事業貸借対照表。  資産の部。1固定資産、合計7億1,454万5,308円。2流動資産、合計1億1,730万2,450円。資産合計は8億3,184万7,758円となっています。  続きまして、負債の部。3固定負債、合計1億4,504万4,986円。4流動負債、合計3,947万3,251円。5繰延収益、合計1億4,955万3,839円で、負債合計は3億3,407万2,076円となっています。  次に、資本の部。6資本金、合計3億2,235万4,905円。7剰余金、合計1億2,619万4,121円。資本合計4億9,777万5,682円で、負債資本合計は8億3,184万7,758円となっています。  次の9ページ以降と内容の詳細につきましては、決算審査特別委員会におきまして担当課から説明させていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長松谷順功) これで提案理由説明を終わります。  お諮りします。本件については、8人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。したがって、本件については8人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第2項の規定により、議長において、2番大谷君、3番菊谷君、4番新谷君、5番中迫君、6番中前君、7番大西君、8番所君、10番﨑山君の8名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8名の諸君を決算審査特別委員会委員に選任することに決定しました。  決算審査特別委員会は9月10日及び14日の午前9時30分から開会したいと思いますので、委員の皆様の御出席をお願いいたします。なお、監査委員の出席もお願いいたします。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会します。御苦労さまでした。                午前11時19分 散会...